落ちてくだけのゲーム

30過ぎると踊っても笑っても勝てないことに気付く

19年ぶりに「入道雲は白 夏の空は青」を見た

2017年に1998年放送の「入道雲は白夏の空は青」を見てきた。

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「入道雲は白夏の空は青」は19年前のドラマになる

 

当時20歳の人は40歳になる月日である

数字にしてみればすごい数字で途方もない時間だけど

当時を思い返すと、さほど昔という感覚がない。

 

「入道雲は白夏の空は青」はCHOOPのドラマスペシャルというので

CMが全てCHOOPだったのをような気がする。

夏の空、プール、花火、田舎、幼馴染、高校生と

キーワードだけ並べたら2000年代のアダルトゲームのようなもので

当時中坊だった自分には刺さった。

 

思春期の頃に心に刺さったものはいつになっても忘れないものだ。

愛護会のキャンプとかあってなんかソワソワしてちゃんと見れて無くて

話の内容を全然覚えてなかったが映像がやたらと心に残って

夏がくるとよくこのドラマを思い出していた。

 

いつかちゃんと話しを追いながら見たかったんだけどDVDもネット上にもなくて

途方に暮れていたら放送ライブラリーの視聴席で見れるということを知り

何かのついでに東京付近に寄ったら行こうとずっと思ってた。

 

東京に居た時はそのことは知らず行けばよかったと激しく後悔した。

それから数ヶ月ついに用事見つけることができ、見に行くことになった。

 

放送ライブラリーの利用は横浜市民でなくても誰でも利用可能のようで

10:00の開館と同時に入館した。

 

下調べをしてなかったんだけど放送ライブラリーの視聴席は2時間と決まっていた

ドラマは45分なので十分に余裕がある

というか2時間利用したら飛行機に乗り遅れてしまう。

 

初めての利用ということで簡単な説明を受け1人掛けの視聴席に着いた

予め調べておいたIDを入力して視聴を開始した。

 

CHOOP夏休みドラマスペシャルというタイトル後暗転してドラマが始まる

蝉の音、ラジオの音、グランドの音、日本の田舎の風景

た、たまらん!

 

33歳の私は19年前の14歳の気持ちになりながら

当時の曖昧な記憶と感が湯水の如く溢れてくる。

 

野村佑香さんの舌っ足らずなナレーションが田舎娘っぽくてこそばゆく

池内博之さんの鍛え抜かれた肢体が瑞々しい

 

沼に映る月の前で告白したら永遠の結ばれるとか

全体的に青い鳥文庫みたいな感じなんだけどテンポも良かったし

映る風景が素敵だった

 

ロケ地は長野県和田村と鬼無里村というところらしい

やはり長野県は日本の田舎の風景が濃縮されているんだと思う。

 

終わり方も中々良かった

主人公たちはこの夏でそれぞれ進み道への思いが決まったけど日常は続いているし

その後も色々なドラマがあるんだろうなと考えさせる終わり方だった。

 

19年ぶりの過去の思い出を掘り返すことができとても貴重な時間を過ごせた

見たあとすごく晴れ晴れとした気分になれた。

 

今度機会があったら長野に行ってみたいと思った。

ただ長野は住んでこその風景の場所なんだろうなと思う。

長野の風景を懐かしい田舎と感じることができるのは結局

長野で小さい頃や思春期過ごした人だけが感じることができることだから

そこは少し悲しい気分にもなる。