落ちてくだけのゲーム

アラフォーおじさんの無気力な日記

鉛筆で印

また、日記を書こうと思う。 近頃色々あって、私の生きている場所はどういうところで、今何をしているのかがわからなくなってきた。 なので出来れば今回みたいなポエムな日記ではなく、起こった事実を書き連ねて行くようにして行きたい。 私は相当にダメ人間で、排水溝を死にかけながらのたうちまわる汚いゴキブリのような人生になってしまった。 なのん努力もせずに、人を恨み、妬み、行動に一切移さない、この世の憎悪の塊で見た目も相応に醜い人間だ。

この日記を書き始めたのはなにか変えようとするわけではない。 なにも変わらないだろうし、変える気力もない。 ただ、客観性をもって自分を見つめたいという思いが出てきた。

これから観測を始めたいと思うので、他人が同じところをグルグルと回っている情けない様を見たい人は見ていってください。

運動

休日の公園で少し運動をした、

急に運動をすると翌日やその日のうちにとてつもない疲れがやってくる、

本当に歳をとったのだなと思う。

歳をとると体の不調のことばかりを言うのは、老いていく我が身に驚きがあり、

それが笑ってなきゃやってられない気持ちがあるのだろうと思ってしまう。

劇場版マジンガーZ INFINITYをみた

結構前だけ劇場版マジンガーZ INFINITYをみた感想

なんにも前情報無しで見に行きました。

永井豪の作品はバイオレンスジャックゲッターロボデビルマンくらいしか見ていないんだけど少しだけ癖になる。

永井豪作品をはじめ見た時は「缶入りはるまげ丼」で有名なきのっぴ先生が連載を持っていたファミ通ブロスという雑誌で見たゲッターロボだ。

ファミ通ブロス、あーなんて甘美な漫画雑誌だったんだろう。

いったいどこの層を狙っていのか何がしたいのかよくわからなかったが「 レジェンドオブマナ 」とか「マリーとエリーのアトリエ ザールブルグ錬金術士」とか「ポケモンカードになったワケ」とか毎月楽しみにしていたし他の連載もなんだかんだでちゃんと読んで楽しんでいた。

特に「マクドナルド探偵団」はクーポン券がついていてワクワクしていたがモスバーガやケンタッキーの方が好きだったのでワクワクするだけで使うことはなかった。

そういえばこの頃ヨーヨーとかも流行っていたような気がする。

漫画雑誌って面白いもんで単行本を買うまでもないかなってやつも連載の時期が合えば最初から最後まで通しで読んでいて記憶に残っているものが多い。

ファミ通ブロスはたぶん初版刊行から後半はもはや意地になって最終刊行まで読んだと思う。

ドマイナーな漫画雑誌だったゆえに話す友人もいなくエロ本を読むがごとくコソコソと読んでいた、そんな思い出の雑誌だ。

 

マジンガーINFINITYは面白かったよ。

「この世界の片隅に」を見に行った感想

この世界の片隅に」を見に行った感想です。

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最初の感想

もともと漫画を読んでいたので最初の感想としてはアニメで作品がだいぶ濃くなったなぁと感じました。

見た後は沢山のお土産を持たされたかのような感覚になり、他者が書いたレビューとか特集で大体の事は言われているのですが、私も文章にして残しておきたい気持ちになりました。

上質なアニメ化

漫画では読み手の感受性次第で淡々としたものから色々感じることができました。

アニメでは淡々としたもの一つ一つに魂が入ったため、読み手が想いを強めなくても目の前で繰り広げられる日々や出来事が否応なしに鮮烈に愛おしく感じました。

アニメ化になると絵が動き、色が入り、声が入り、芝居が入り、空気が作られ、小説だろうが漫画だろうが読者が思い描いていた他の可能性を全て消し去ってしまうのですが 「この世界の片隅に」は全て良い方向へ働いていました。

今まで漫画を読んで想像していたエネルギーを全て映像に委ねることができ、純粋に淡々と繰り広げられる日常や出来事をひたすらにじっと見つめることが出来ました。

この世界の片隅に」はその見つめ続けることで沢山考え感じることができる作品だと思うので、アニメにすることでより効果が増したと思います。

もちろん、ただアニメにしただけではこんなに良い雰囲気の作品にならなかったと思います。

間違った作り方をしてしまったら、安心して委ねる事もできませんし、淡々とした日常というのはただひたすらにつまらない冷めた映画になりかねません。

しかし、製作者たちの作品への理解とこだわりで今は昔の延長上で、生きている人たちも自分らと何ら変わりがないただ生まれる時だけが違った人の生活が映しだされていました。

とくにみんなで笑い合う場面や笑いどころ、ご飯を食べる場面というのはテンポを間違ったり演技が悪かったりするとすごく寒くなるけど、そのようなことは全く無く、逆に一緒に笑うことが出来たし、なぜだか気持ちを共有することが出来たような気にもなり、より愛着を持つことが出来ました。

映画の感想

映画を見た人の感想でよく目にするのが自分たちの生活と地続きとか、時代が違うだけで同じ人であることを感じたというのが出てくるんだけど例に漏れず私もそう感じました。

私だけなのかもしれないけど、何故か昔の人は愚かで野蛮という考えが心の何処かにあるのかもれしれないと思いました。

今まで男尊女卑の話や暴力、体罰、格差等、昔あった良くなかったことをを繰り返さないようにそこだけを注目して昔の文化を卑下する習慣があり、昔の人は無知で何も考えていなかった、野蛮だったとなんとなく刷り込まれていたのかもしれません。

時代、文明、文化が古いというだけでなんとなく、未熟だった人たちの昔の話として、戦争を含めた出来事についてもどこか自分たちとは違った人たちの過去の話と捉えがちだったのかもしれません。

しかし、この作品に出てくる人々や生き方は本当に現代の自分たちと同じ感じがしました。

例えるなら隣の明るい友人知人が同じ性格のまま、同じ明るさで同じ悩みを持ったまま違う時代で過ごしているだけのような感覚です。

それに対して下記のようなコメントがありまして、その通りだと思いました。

NHK クローズアップ現代+

例えば今、映画は実写ではあるけれども、CGやいろんな合成でどんどんリアルになっています。 銃声であるとか、撃たれた感触であるとか、血の吹き方であるとか、とてもリアルで、その場に自分がいるようなことだけれども、そちらから描くのではなく、その中心を描くのではなく、周りに、片隅の片隅にいる人たちを丁寧に描くことで、どんどん循環していくというか、つながっていった中で中心が見えてくるという、このやり方が本当にすばらしかったし、皆さんのふに落ちたといいますか、共感につながったんじゃないかなと、すごく思います。

説教くさく言ったり見せたりしなくても、人の生活やその日々に思っている人の感情を見つめることができれば、同じ人間だと気づくし昔の人と現代人は違うとも感じることもないと思います。

そんな全く同じ人が晴れたり大きく曇ったりしていく世界で、生きていくというのは自分と照らし合わせることができ、色々考え感じることが出来たと思います。

この作品で感じたこと

昔の日常を書いた話でもあるし、戦争の話でもある作品です。

どっちが主体というわけでもなく、一人の女性、すずさんを通した日常からの戦争、そして終戦への話です。

すずさんと同様に世界に愛着をもつのだからやっぱり辛い場面は辛いんです。

そんな辛い中でもすずさんをとおして置かれた時代を生きていく姿を見続ける作品です。

人の生き方というのは状況や出来事に大きく起因するのかもしれないけど、その後、気持ちに区切りをつけ過去を抱えながらも前を向くか過去を振り返り前を向かないでいるかはその人次第なのだろうと思いました。

辛い状況でも笑っていたり笑い合えたりしていると、全てを否定的に見ずに、笑えて来るときもあるのだと思いました。

表向き笑っても心で笑えないときもあるし全てが嫌になり死にたくなる時もあるけど、誰か近くで前を見て歩こうとする人がいると、やっぱり人間の感情というのは0と1ではなく自分も前を向いて行こうかという感情がどこかにあり、感化されるのだと思いました。

phaさんの「ニートの歩き方」の「集まっていると死ににくい」の言葉を思い出します。

どうやったって人は生きていかなきゃならないし、生まれた場所や時代、生まれ持ったものは変えられないけど、前を見て生きていくことは可能なんだと思います。

最後に人を助けるのは良心何だろうなと思いました。

これからはあまり人を憎まず生きていきたいですな。

ふらいんぐうぃっち、いいねぇ

ふらいんぐうぃっち Vol.1 [Blu-ray]

最近、ど田舎から関東に一時的に住んでいて荒れた心境の中

かつて、∀ガンダムらき☆すたを5周分くらいしていた時と同じように

ふらいんぐうぃっちヘビーローテーションで見ている。

前々から漫画は買っていて、最初はよつばと!の劣化パクリとか酷い言われようだったけど、よつばと!からシュールさを無くしたような感じがして好きだった。

いい意味で癖がなく面白かった。

アニメ化と聞いて原作ストック無いのに大丈夫なのかと思いつつも、いざアニメを視聴すると、原作好きが求めるアニメ化を目指した形になっていて非常に良かった。

生徒会役員共にも似た、とにかく原作の内容を超クオリティで作っている。

漫画とアニメでは表現も尺も全く違うのに、よくもまぁここまで原作通り(脳内原作アニメーション通り)作っているものだと感心する。

日常の体の動きとか、水や火等の色々な3Dエフェクト、猫の所々でみられる異様なまでの細かい丁寧な動きとか本当に素晴らしい。

(猫は3Dで作っているのか手書きなのか分からない程の馴染みっぷり)

何が言いたいかというと、今のところBDは全巻揃えたいと思う。

今後も今のクオリティで良い感じで進んで欲しいと願うばかりだ。

 

アニメが終了したら巷で言う難民になりかねないな・・・

バケモノの子を見た感想なんだけど

バケモノの子 (角川文庫)

 

30過ぎの捻くれたオッサンがバケモノの子を見に行ったのですが、

 

すごくやんわりというと、良くなかったです。

 

個人的な感想で、人によって感じるものがあると思うんですが、

私の場合、

開始10分あたりで、これは「ヤバいパティーンじゃね?」と思い

そこからは光と音の拷問が続きました。

 

私は思春期の頃、寝る前に

ファンタジーな世界で勇者になったり、

ロボットのパイロットになったりする妄想をして、

その中で何千もの平行世界を救ってきたのですが、

その寝る前の他人の妄想を見せつけられた感じでした。

ご都合主義は大好きなんですが、

如何せん全てのシーンが寒いのでキツかったです。 

 

でも、熊徹さんは好きでした、

喜怒哀楽の変化が見てて気持ちのいいものでした。

キャラクターも可愛く、アクションも重くかっこよかったです。

余計な話はいいから、ずっと熊徹さんが成長していく話が欲しかった。

 

九太くんはちょっとダメでした、

いくら幼少期だからと言って、

所々で女性っぽい声が出てくるのが受け付けなかったです。

 

九太さんと楓さんはかなりダメでした、

演出なのか感情が荒ぶると何言ってんのか聞き取れない時があったり、

キャラクターの個性もイマイチ。

お話的にもこの二人だけ世界から浮いてた感じでした。

 

あと、私が思うにこの物語を一番ダメにしている人物が

宗師ってウサギのお師匠さんなんですが、

まさにデウス・エクス・マキナ

アンタがいなければ

もっと物語の主軸に尺を当てられたんじゃないか?

 

最後に闇ってなんだよ!

 

見たものだけが評価できるので

みなさんも見に行ってはいかがでしょうか?

 

低学歴文系出身の為のプログラミングへの足掛かり的な本

何か勉強しなければとは思いつつも何も出来ておらず、

このままでは行けないと思い、振り返りの意味も兼ねて、

未だに「プログラミング」が出来ているとは言いがたく、

頭が悪いことを悩むほどに頭が悪い努力をしなかった低学歴文系出身の僕が、

難しく底がないプログラミングの世界を理解する為に役だった

「足掛かり」的な本を紹介していきたいと思います。

 

プログラミング未経験、文系出身でも大丈夫という条件からシステムエンジニアという職種で会社になんとか就職できたとしても、やっぱりコンピュータの知識というのは必要なわけで、しかも会社によっては、プログラミングを組まずに仕事をしていくのが難しい所もあります。

ただ、プログラミング一切やったこと無いSEも多いし、そういう人達が発言しているせいかSEにプログラミングの知識って本当に必要なのか?

と思っちゃうかもしれませんが、プログラミング一切やったこと無いSEは

規模の大きい会社に就職した人か、プログラミングを行わない仕事の仕方をしている人で、僕みたいな人間とは頭の出来が違うのを忘れてはいけない。

「未経験でやっていける」を鵜呑みにすると、頭の悪く心が弱い僕みたいな人は

最初はなんとかなるけど、2,3年目から無能への葛藤で心に病を持っちゃったりすることになります。

 

そこで、当時勉強法とかどんな本を読んで勉強したか色々聞いて回ったんですが、みんな頭が良くて努力家、地頭が良いせいか勧める本が難しすぎて泣きたくなりました。

まともに読むことが出来ずその前の足掛かり情報が必要でした。

いろいろ回り道をしながら本を探して読んでこれは理解が深まったなぁという本を紹介していきたいと思います。

 

最初は

コンピュータはなぜ動くのか?知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識?

プログラムはなぜ動くのか 第2版 知っておきたいプログラムの基礎知識

Windowsはなぜ動くのか

「コンピュータはなぜ動くのか」「プログラムはなぜ動くのか」「Windowsはなぜ動くのか」

の3つの日経BPの"なぜ"シリーズを読むといいと思います。

Windowsはなぜ動くのか」は仕事でWindowsの端末で開発する人だけでいいと思います。

このシリーズは言葉も専門用語をあまり使わずちゃんと理解ができとてもおすすめです。

また、細かい知りたいところはここでは調べずに忘れないように線を引くなり、メモするなりしてまとめておきましょう。

他にも魅力的な”なぜ”シリーズがあるのですが結構難しいので今はやめておきましょう。

この段階ではコンピュータ書籍に対する値段が高いと感じるかと思います。

その時は立ち読みして検討したり、中古を選択したりした方がいいかもしれません。

版数が古くても今の段階の知識ではそこまで問題無いです。

読み切るかどうかも分からない本にお金を出したくない、と最初は考えますが大丈夫です。

たんだんコンピュータ書籍に対して金銭感覚が麻痺してくるので、

後々5000円クラスの本も躊躇なく買ってしまいます。

 

ある程度コンピュータとプログラミング知識がわかったら、コンピュータの歴史で知識を保管するとなお興味と楽しみが湧いてくると思います。

そこでオススメなのが「CODE コードから見たコンピュータのからくり」です。

CODE コードから見たコンピュータのからくり

この本は2進数と電子回路の関わり、CPUという見た目ただの黒っぽい石が、そもそもどんな働きをしているかという事について本で学べます。

プログラミングとは程遠く回り道な気がしますが、メモリとか2進数とかそういったコンピュータ基礎知識の足掛かりに役に立ちます。

よく実際にコンピュータ学ぶんだったら電子工作から学べという言葉を耳にしますが機材揃えたり、時間的なものでコストがあまりにも掛かりすぎて現実的ではありません。

あと、電子工作とかそこまで手を出すと目的と手段が逆なっちゃうので今はやめておきましょう。

(というか僕みたいな低能に電子回路が引けるかってんだ・・・)

 

次に実際にプログラミングを習って行きたいと思います。

最初は情報処理試験の「CASL2完全合格教本」のCD-ROM付きでCASL2をやるのがマストだと僕は思います。

情報処理試験 CASL2完全合格教本―CASL2の講義と実習

実務で使わないようなCASL2を進めるのは正直迷いどころではあるのですが、僕はプログラミングと2進数の紐付けがCASL2をやって初めて理解出来ました。

C言語とかで学ぼうとすると環境依存したりメモリが仮想領域だったり、DOSで学ぼうとするとプロテクトモードとかエミュレータを手に入れたり、環境を整えるのがやたらと難しくなってきます。

だったら潔くすべて仮想で動きが見えるCASL2をやったほうが頭に入りやすいです。

全部やらなくてもいいです多分3分の2程度やれば後は練習問題なのでやりたい人はやってください。

だけど最初の練習問題は紙に書いてやった方が面白いし理解が深まります。

 

次にC言語です。

どうもやるかやらないかの話になってくるとAll or Nothingになりがちですが、これは足掛かり的な意味なので別にC言語で給与システムを作れとかいっているのではないのです。

読んで頭が悪くなるわけでも死ぬわけでもないので少しお金を出してかじるくらいはC言語はやっておきましょう。

ということで「C言語改訂版①」「C言語改訂版②」がオススメです。

C言語改訂版1 はじめてのプログラミング (CD-ROM付) (プログラミング学習シリーズ)

C言語改訂版2 はじめて学ぶCの仕組み (CD-ROM付) (プログラミング学習シリーズ)

独習CとかCの絵本とか他にも色々あるんですけど「独習C」は言語仕様を反復的に学びC言語開発者向けです。

逆に「Cの絵本」とかになってくると、なるほど!で終わってしまう可能性があります。

ここではあくまでもプログラミングの足掛かり作る為なので言語仕様に偏り過ぎず、尚且つある程度楽しい本が良いでしょう。

 

次に上記の本でポインタの箇所を保管しておきたいのが、「C言語ポインタ完全制覇」です。

C言語ポインタ完全制覇 (標準プログラマーズライブラリ)

 

C言語改訂版②」でも一応ポインタについて触れてはいるのですが、詳しくは載っていません。

そういう時に頭の整理の助けになるのが「C言語ポインタ完全制覇」です。

これは全部読まなくてもいいと思います。わからない所、痒いけど手が届かなかった箇所を上手く保管してくれる逆引き的な本として扱った方いいでしょう。

 

ここまで来たらだいぶプログラミングの足掛かり的な情報はできてくると思います。

今まで上げた本は業務では殆ど役に立ちません、即効性を求めるならその実際に行っている業務の言語を勉強するのがいいと思います。

しかし、僕みたいな低能には即効性を得られる本ですら読み解くことが出来ませんでしたが・・・

また業務でオブジェクト指向というプログラミングを組むことになったら

同じ”なぜ”シリーズの「オブジェクト指向でなぜつくるのか」がオススメです。

コンピュータの仕組みわかったけどオブジェクト指向の意味がわからないとなった時に足掛かりになります。

オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版

 

 

努力のできる人達、知識がある人達には分からないし理解は出来ないと思いますが、低能なりに振り返ってみました。

役に立てればうれしいです。